福祉体験学習・尾花沢市立福原中学校

7月16日(木)

 

 福原中学校福祉体験学習に福原中と尾花沢社協さんの依頼で、車椅子体験の担当をほっとらいふ活動として、4名で参加して来ました。

 

 時間は、午後1時25分から3時25分までの2時間でした。福祉体験のねらいは、車椅子に乗って体験する事により、少しでも車椅子に乗ってる人のことを知ってもらいたい!ということです。

 

 体に障害がない健康な人、健常者と車椅子に乗ってる人の違い、目線の高さや車椅子に乗ってる人は可動範囲が制限されて動きが制限されてしまうことや、日常の暮らしでの車椅子に乗ったまま高い所の物を取る時、(スーパーやコンビニで買い物)水道で手を洗う時、物を拾う時、自分で拾えない場合、周りの人にどう声をかけて物を拾ってもらうか、自動販売機で飲料水を買う時、高い所のジュースは取れるかなど、4つの実践を生徒の皆さんに車椅子に乗って体験してもらいました

 

 その後、尾花沢社協さんを通じて、福原中の生徒のみなさんから、体験の感想文をいただきました。

 「車椅子に乗ったまま手を洗ったり、段差のあるところを移動したり、普段は何も考えずに行っていることが、車椅子だと怖くて大変だと思った。車椅子を降りた直後、歩けることの凄さを感じました。」や、「話を聞いているなかで、自販機や家の中など、車椅子の人は過ごしやすい環境では無いということを知りました。私たち目線で物事を考えては車椅子の人は過ごしにくいままだと感じました。」など、ほっとらいふの用意した段差を体験するための3センチくらいの木材や、180センチくらいの高さを模造紙で描いた自販機や、福原中の水道を使わせてもらい車椅子に乗ったまま手を洗う体験してもらったのが、生徒の皆さんに車椅子で生活する大変さや目線の違いなど、いろんなことを生徒の皆さんに感じてもらえたら嬉しいと思いました。福原中のこれからの福祉活動に役立ててもらえたら嬉しいです。